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エナメル質形成不全って何?

歯の構造は、表面がエナメル質でその内側に象牙質があります。エナメル質の形成が不十分な場合に「エナメル質形成不全」といいます。

歯は顎の骨の中で作られますが、その最中に何らかの影響でエナメル質がうまく形成されなかった場合に起こります。
部分的なエナメル質形成不全もあれば、広範囲に広がったエナメル質形成不全もあります。
軽度なエナメル質形成不全の場合は着色がみられる程度で、治療の必要がなく定期的にフッ素塗布をしながら経過観察を行います。
中等度・重度になると虫歯のように穴があいたり、象牙質が剥き出しになったりするため、虫歯治療と同じ処置が必要です。