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80歳で20本以上の歯が残っている人、増加傾向

2022年に全国の2700人余りを対象に行われた調査によると、20本以上の歯が残っている人の割合は75〜79歳で55.8%、80〜84歳で 45.6%でした。この調査結果をもとに80 歳で推計すると 51.6%になります。20本の歯というのは、入れ歯がなくてもほと んどのものを食べられるという目安です。1989年から厚生省と日本歯科医師会は、80歳になっても20本以上の歯を保とうという「8020運動」を推進してきました。

厚生労働省は「歯の健康に対する意識の向上で、 80歳でも十分に歯が残っている人は増加傾向にある。今後もすべての年代を対象に歯科検診の受診率の向上に向けた取り組みを進めたい」 とコメントしています。